これからFXを始めるつもりで失敗するのが怖いという人には、練習になるデモトレードをおすすめします。
失敗しても大丈夫な環境を整えてFXに慣れれば、本番でも上手くできるかもしれません。
練習を積み重ねた後に本番でも勝つためのコツも紹介しますので、副業を成功させたい人は要チェックです。
デモトレードとはFX会社によって提供されている練習ツールのことで、基本的に無料で利用可能です。
本番との大きな違いは、取引の相手の有無です。
当たり前ですが本番では取引をする相手がおり、成功すれば利益が出て失敗すると損失となります。
しかしデモトレードは練習用のツールであり、実際に相手がいるわけではありません。
良い結果が出ても利益はないのですが、悪い結果となっても損失の心配がないため思う存分練習して構いません。
仮想の相手と通貨を使用して、本番に近い形でトレードをすることができます。
リアルの相手と仮想の練習相手の大きな違いは、時間の自由度です。
FX市場は24時間動いていますが、リアルの相手が常にスピーディーな取引ができるとは限りません。
何かしらの用事によりトレードに参加できない時間があるかもしれませんが、仮想の練習相手であればいつでも大丈夫です。
本番でも勝つためのコツは、取引内容を記録してチェックすることです。
記録を残すことができるシステムが搭載されているサービスもありますが、もしもない場合はメモ帳やスクリーンショットなどで残すと良いです。
これはデモトレードを使用した練習でも同じです。
現在の手法で利益が出ない場合、他の手法にシフトした方が良いでしょう。
何故エントリーしたのか、どのような気持ちでトレードしたのか、というメンタル的な要素が役に立つ場合があるかもしれません。
思わぬ損失に強くなるために、敢えてトレードしないという選択肢を持つこともコツとなります。
初心者で判断するのが難しい場合、いい加減に気持ちでトレードすると大きな損失に対応できなくなる可能性があります。
チャンスを逃したくないという心理からついトレードしてしまうことを、FXの世界ではポジポジ病と言います。
本当の病気ではないのですが、成功率を上げるために練習の時点でポジポジ病にならないようにしましょう。
デモトレードの内容はFX会社ごとに異なるため、事前に複数の種類を比較して使いやすそうなものを選ぶことをおすすめします。
練習を重ねて本番でも勝つためには過去の記録を参考にして、場合によってはトレードを控える勇気が必要です。