副業のために投資で資産を増やそうと狙う人もいますが、あなたはFXと株の違いについてご存知でしょうか。
どちらも成功すれば資産を増やせる方法であり、比較した上で株ではなくFXで資産運用を行う人もいます。
また失敗を避けるための注意点もあるため、経験のない初心者は是非とも参考にしてみてください。
FXと株の大きな違いは、投資をする対象にあります。
為替に対して投資をするFXの場合、ただ単に各国の通貨に投資をするという意味合いではない場合もあります。
たとえば米ドルであればその国に、つまりアメリカに対して魅力があるからという理由が大きく関わるのです。
国債や金利の高利回りなどが通貨選びのポイントとなり、為替は世界を意識した投資と言えるでしょう。
一方株は株式を発行する企業が対象となります。
自分のビジネスに日ごろから関係する馴染みの深い企業、自分の好きな商品サービスを提供してくれる企業、などが候補となるかもしれません。
世界中を投資対象とするFXに対して、株式は親しみのある身近な世界を投資対象とする方法です。
為替はマクロ経済であり、株はミクロ経済であります。
FXの方を選ぶ人はレバレッジをかけて少額でも大きな投資ができる、などのメリットに注目しているのかもしれません。
失敗を避けるための注意点は、レバレッジを正しく理解することです。
たとえば手元に10万円の資金しかない人でも、10倍のレバレッジをかけることで100万円の投資ができるようになります。
これは初期資産が少ない場合はメリットと言えるものですが、レバレッジにはリスクもあるのです。
成功すれば10倍の利益となり、反対に10倍の損失が発生してしまう可能性もあるのです。
レバレッジを何倍に設定しても取引量が同じであれば、期待できる利益も注意すべき損失も同じとなります。
日本国内ではかけることができるレバレッジは、最大で25倍となります。
しかし初心者のうちはいきなり25倍をかけるのではなく、まずは最大で5倍程度を意識して始めると良いです。
最初から失敗して大損こいてしまうと、FXそのものに対するモチベーションが低くなってしまうかもしれません。
一攫千金を狙う場合でも、無理はしないことです。
以上がFXと株は何が違うのか、そしてFXで失敗を避けるための注意点です。
注意点であるレバレッジは場合によってはメリットとなるため、資金に余裕がなくてもFXに興味があればおすすめします。