FXで利益が発生した場合、それを出金するためには銀行口座を登録しておく必要があります。
口座開設をするためには、一体何が必要なのでしょうか。
会社ごとに開設方法が細かく異なる場合もあるのですが、必要な書類の提出方法などは似通っているためまとめて紹介します。
FX口座を開設するためには、どの会社でも本人確認書類が必要となります。
口座が犯罪行為などに使用されることを防ぎ、取引の流動性を確保する必要があるためです。
犯罪行為や不正行為を働くトレーダーの数が増えてしまうと、その市場のイメージが悪化して参加する人数が減少する可能性があります。
人数が減少してしまうと流動性が失われて、善良なトレードたちに悪影響を与えてしまうことになるのです。
他にもネット上で取引を行うために、連絡用のメールアドレスも必要となります。
メールアドレスはフリーのものでも大丈夫ですが、セキュリティ対策としてパスワードを複雑にしておくと良いです。
また本人確認書類と合わせて、マイナンバーカードの提出を求められる場合もあります。
マイナンバーカードを持っていない人は、役所で手続きをして発行してもらってください。
本人確認書類としてマイナンバーカードが使用できるかどうかは、事前にFX会社に聞いてみてください。
必要な書類の提出方法ですが、最近ではウェブ上にアップロードすることが一般的です。
スマートフォンがあれば必要書類の写真を撮り、それをアップロードして会社側にチェックしてもらう方法です。
紙の書類を郵送するという方法もありますが、開設まで時間がかかるというデメリットがあります。
ウェブ上にアップロードすると郵送にかかる時間を短縮できるため、双方にとって負担の軽減となるのです。
アップロードする写真ですが、身分証明書によっては表裏両方を撮影しなければならない場合もあります。
ウェブ上にアップロードする方法と近いもので、メール添付というものもあります。
FX会社の案内に従ってメールを送るのですが、撮影した身分証明書の写真を添付するという方法です。
何かしらの事情によってインターネット環境では難しいという場合、時間はかかるものの郵送する方法でも問題ないでしょう。
もしも身分証明書を持っていないという場合は、FXを始める前に使用できるものを発行してもらってください。
必要な書類の提出方法では便利なアップロードがおすすめで、自宅で撮影したものをすぐに使うことができます。