有名人の名言

玉子屋2代目社長 菅原勇一郎の成功術と名言

一日7万食以上のお弁当を都心のオフィスに届けている「玉子屋」は驚愕の成功術を持っています。この一日7万食という数字も凄いのですが、一番凄いのは廃棄率が0.1%という数字です。この数字が低ければ低いほど利益が出る訳です。

普通、コンビニなどではお弁当の廃棄率は平均3%と言いますから、0.1%という数字は正に驚異的で、お弁当業界の中でも異色です。

菅原勇一郎が社長を引き継いだ時は年商16億円でしたが、現在はグループ全体で90億円にまで広がっています。今回はこの「玉子屋」2代目社長の菅原勇一郎の成功術と名言を調べてみました。

玉子屋2代目社長 菅原勇一郎の経歴

おべんとうの「玉子屋」40周年記念

昭和44年生まれ。立教大学経済学部経営学科卒業。

富士銀行(現みずほ銀行)、流通マーケティング会社を経て、平成9年に玉子屋に常務取締役として入社。

平成16年に玉子屋代表取締役社長に就任。

菅原勇一郎 子供のころは「弁当屋の息子」が嫌だった

小学生の2年の時から父親の勧めでリトルリーグに入り、それからはプロ野球の選手に憧れ、高校時代には甲子園にも行っています。

子供の時にはリトルリーグの中でも「弁当屋の息子」と言われ、それが嫌で友達には家業を「給食センター」と言っていました。

「弁当屋が恥ずかしかった。だから継ぐことなんて考えてもいなかった。」と。

しかし、大学に入ってからも野球は続けましたが、プロ野球の夢は神宮球場でプロの選手の練習風景を見たことで、レベルの違いを痛感して挫折しました。

弁当屋を継ぐつもりは無かったので、大学を卒業して富士銀行(現みずほ銀行に入社しました。

いつかは自分も会社を起こしたいと思っていたので、銀行勤めは役に立つと思ったからです。

実際、数字に強くなり、決算書の見方も覚えましたので役に立っています。

その後、流通マーケティング会社のベンチャー企業に移りました。

たった3人の小さい会社でしたが、理念である「全国の商店街を活性させよう」というのに惹かれて入社したのです。

日本の企業は99.7%が中小企業なんです。ですからそれが復活することで日本も復活出来ると思ったんです。

ですから、寝る間も惜しんで必死に働きました。

小さな会社ですが、父の計らいで玉子屋のお弁当を届けてくれて毎日食べることが出来ました。

今となっては、それが客観的にお客様の立場になって見ることが出来るという、とっても良い機会だったと言います。

菅原勇一郎が父の後を継ぎたいと思った時

そのうちに、だんだんと玉子屋の改善点とかも見えてきて、継ぎたい気持ちが芽生えてきたようです。

2代目社長になる前に、まず決算書を見せてもらいました。

そうすると、改善点も見えましたし、魅力的でやりがいがあると感じたのです。

そこで、父に「継ぐ」と申し出たら、「待ってました」と父に言われました。

マーケティングの会社は京橋にあったのですが、その当時外に昼飯を食べに行くと千円は掛かる。でも玉子屋の弁当は当時430円。しかも健康を配慮してバランスも良い。日本の弁当という文化は本当に社会貢献していると感じました。

「日本一おいしい弁当屋」にして、こんなにいい会社が弁当屋なんだと世の中に知らせたいという思いでした。

菅原勇一郎 入社後初の改革

菅原勇一郎は入社後に改革を行っています。

配達員の教育

自分が京橋でマーケティングの仕事をしているときに感じた、配達員の感じの良さで弁当の味も変わるという気づきにより、笑顔で感じが良く、しかも正確な配達員の教育をしました。

女性をターゲットにしたメニュー作り

まだ90年代でしたが、これからの世の中は女性が中心になると確信していました。

ですから、女性が好むメニューを徹底的に取り入れて、お米にもこだわり美味しくすることによって、女性からの指示が増えました。

そうすると男性もそれに追従して増えるのです。

玉子屋弁当脅威の廃棄率0.1%

この数字を可能にするために、徹底した戦略があります。

それは、当日の注文数の予測にほぼズレが無いという徹底した情報の収集力です。

配達員は回収した弁当の食べ残しなども把握します。

そして、その日の天気や気温。それに給料日の何日前とかまでチェックして担当員が次の日の発注数の予測をして生産数を確定させます。

その数が、実際の注文数と概ねズレが無いのです。

7万食の出荷に対して、20食ぐらいしか差が出ないのです。

これが廃棄率の低さに繋がります。

ですから、仕入れ原価率50%が可能なのです。

外食産業は一般的に30%と言われていますから他では出来ない数字です。

ですから、食材や美味しさにこだわって作れますから売り上げも上がる。

利益にも大きく関わってくるのです。

他の弁当屋とは大きく異なる配達方法

玉子屋は当日の朝10時までお弁当の注文を受け付けます。

ですが、それを待って配達に出たのでは当然、当日の昼までに7万食の配達は出来ません。

昼食のお弁当ですから、12時にはお客様は召し上がります。

そこで、ドライバーは予測した数よりも少なめお弁当を詰め込んで配達に出発します。

そして、都心の21か所に分かれた、各地区のドライバー同士が連絡を取り合い、連携して足りない分を互いに補充しながら配達を進めます。

そうしていると、最終的に全部の配達の車で弁当の数が足りなくなります。

それを後発の2便が追加で弁当を運んでくるのです。

そうすることにより、弁当を余分に作ることが必要となくなるので、廃棄率が低いわけです。

この方法は確かに凄い。テレビでも度々取り上げられています。

こんな事が出来るのは玉子屋だけでしょう。

菅原勇一郎社長の大事にしている言葉

三方良し

売り手良し、買い手良し、世間良し

「従業員もやりがいがあり、お客様も喜び、健全な経営で世間も良くなる」という概念です。

信は力なり

菅原勇一郎社長の座右の銘です。

信じて任せるということですから、つまり責任を持つということです。

スタンフォード大学のMBAの教材にもなった

菅原勇一郎社長は、中小企業の抱える問題である、人材不足や事業継承などを軽々と解消して、スタンフォード大学のMBA(経営学)の教材にまでなりました。

70歳代の人たちも活き活きとやりがいを持って多く働いていますし、若い人は、タイプ別に指導し、「素直な心、感謝する気持ち、人のせいにしない」という点に重点を置いて人材育成しています。

どうしても中小企業に集まる人材は、多少クセがある人が多いのです。

体育会系の子は上司が見ていないとサボったり、音楽をやっていた子は時間にはルーズだったりするがサボったりしない。叱って伸びる子もいれば褒めて伸びる子もいる。それぞれ個別にタイプを見極めて指導していくことで他には無いチームが出来ているのです。

また、上の立場になった人には「俳優を演じなさい」と指導しています。

今の時代は、上司が見本になって下の人間を引っ張っていける時代ではないので、部下が常に喜んで、やる気が出るにはどうしたら良いのか?を考えながら、リーダーという役を演じなさいと言っています。

菅原勇一郎社長の名言

・挨拶は人間関係の基本で、気持ちよく仕事をスタートさせるのに重要です。でも、その挨拶も例えば、立ち止まって頭を下げるとかにすると、周りと違うというアピールだってできます。

・仕事のプロは月曜日にミスをしたりしません。

なぜなら、土日の休みで英気を養って最高のコンデションでいるからです。

今週もはじまった。1週間頑張るぞというところにいるからです。

・言い訳や言い逃れは自分の成長を止めてしまいます。失敗は誰でもします。失敗したら謝って、その原因を追究して同じ間違いを繰り返さないようにすることが大事です。

・他の部署の仕事も経験すると、自分の仕事は他の部署の協力があって成り立っていたと気づきます。それに気づくと他の部署とも良い関係を築こうとするので、さらに良い仕事が出来るようになるのです。

世界で注目される玉子屋

いかがでしょうか?

世界でも注目される、配達弁当の玉子屋。

日本のお弁当文化も注目されるなか、中小企業ならではの見事な戦略!

現在、税込み1食470円の日替わりオフィス弁当。

玉子屋日替わりオフィス弁当

これは安い!

今、宅配弁当が注目されていて、いろんな企業が進出してきています。

セブンイレブンもありますし、生協や大手スーパーでもあります。

今の時代は、主婦もフルタイムで働いていますから、家に帰ってからの夕飯作りは大変ですし、また弁当を注文した方が栄養のバランスも良い、結果的に電気・ガス・水道も安くなるからです。

でも、なぜ宅配弁当は、今のところ伸び悩んでいるのか?

まずい、飽きる、配達時間の遅さなどお客様からの問題に加え、廃棄率などで利益が出ないという結果のようです。

これからの玉子屋さんは多方面にも進出ということになるのでしょうか?今後の各方面への進出が楽しみです。

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