有名人の名言

スティーブジョブズの名言に学ぶstayの意味

多くの人の人生に影響を与える成功者の名言を辿っていくと、共通していると思うことがあります。それは「人生を楽しめ!」ということです。

スティーブ・ジョブズも数多くの名言を残していますが、彼の言葉からもそれを感じ取ることができます。どうやら、本当に「人生は楽しんだ者勝ち」らしいと感じられますので紹介します。

スティーブ・ジョブズの名言より

スティーブ・ジョブズの名言よりいくつかご紹介します。

・「墓場で一番の金持ちになることなんて私は望んでいないよ。ベッドに入った時に、今日も素晴らしいことをみんなで出来たなと思えること。それが大事なんだ。」

・「Stay fungry. Stay foolish.
ハングリーでいなさい。愚か者でいなさい。」

・「自分の仕事を愛してなければ、すばらしい仕事は出来ない。もしあなたがそれをまだ見つけていないのなら、探すのをやめてはだめだ。それに出会った時には自然とわかるはずだから」

・「もし、今日死ぬと分かっていたら、今日あなたがしようとしていることは、本当にあなたがやりたいことなのか」

・「前進し続けることが出来たのは、自分がそれを愛していたからだ」

・「本当に好きな事しか続けられないと私は確信している。
本当に好きなものは何なのかを探すことだ。仕事でも恋人でもだ。」

・「地上で過ごせる時間には限りがあります。その中で、本当に大事なことを本当に一生懸命にできる機会なんて、2回か3回しかないのです」

どうですか?「人生は辛いものだが、ただ我慢してればいつかは報われる」なんて言ってません。

要は、「限りある人生だから、本当に楽しいこと、本当に愛せて続けられることを見つけ、ベットに入ったときに、今日もすばらしかったと思えるように過ごせ」という事なのだと思います。

今のままでは「楽しい人生」にはならない

「家族もいるし、生活もあるから働いてお金を稼がなければならないし、それには、辛くて嫌な事でも歯を食いしばって我慢するしかない。

楽しく生きられるのなら楽しく生きたい。でも人生で楽しかったことなんて、本当に一握りで、後は辛い事ばかり。でもその辛い事をやって生きるしかない」

そう思っていませんか?

辛い仕事を我慢して続けるしかない。お金のために嫌な仕事をしなくてはいけない。ではお金に余裕があったらその仕事を続けないのでしょうか。

まず考えて欲しいのは、どんな生活であれば「楽しい人生」だと思いますか?大金持ちだったら良いと思いますか?旨い物がいくらでも食べれて、高い物がいくらでも買えて、世界中にいつでも旅行も出来て。そんな暮らしが楽しい人生だと思いますか?

貧しい生活から、宝くじでも当たったみたいに急にお金持ちになって何不自由ない暮らしが出来るようになったとします。

旨い物がいくらでも食べれます。最初は旨さに感動します。でもいつでも食べられるとなると、最初の感動はあっという間に無くなります。

高い物を買うのも、世界中どこでも旅行出来るのも同じです。人間の脳は本当に飽きっぽいので、いつでも手に入るとなると、当たり前になって最初の感動は無くなってしまうのです。

ですから、そんな暮らしは憧れるのは良くても実際に手に入ってしまうと、だんだんと「楽しい人生。ワクワクする人生」では無くなってしまいます。刺激をどんどん求めるしかなくなってしまいます。

お金は無ければ困りますが、スティーブ・ジョブスにとっては困らない程度で良いということなのでしょう。では、どんな人生なら楽しいと思えるのでしょうか?

学生の夏休みが楽しいのは、夏休み以外の時間があるからでしょう。大人になったら夏休みが楽しいというより仕事が楽しいとなれ。とスティーブ・ジョブスは言っているのでしょう。

旨い物を、旨いと感動できるのは、いつもはそんなに旨い物を食べていないからです。適度な空腹も大切です。それより大事なのは、旨い物を食べた時に旨いと感じられるのは、日々の生活が充実している「楽しい人生」だからです。

先ほど紹介したスティーブ・ジョブズの名言の中の、

「Stay fungry. Stay foolish.

ハングリーでいなさい。愚か者でいなさい。」

この言葉には、色々な解釈がありますが、

「満腹で旨いものが解らなくなるぐらいなら、空腹でいなさい。

利口だとおだてられて、目隠しされるより、愚か者と言われても、自分の見たい物が見え、自分が好きと思えることをし続けられる方が良い」

そう解釈することができます。

周りから無理だと言われたり、馬鹿にされたりすると挑戦しなくなります。それが愚か者でなくなるということかもしれません。

しかし、周りから無理だと言われても、馬鹿にされても、毎日楽しいと思えることをしなさい。そう解釈できます。

どんな人生にしたいのか考える

毎日、辛い苦しい時間をただ送っているだけでは「楽しい人生はやってきません」「幸せになれません」報われることはまず無いでしょう。

嫌な仕事を続けて死ぬだけの人生だったと後悔しないために、今の生活を少し工夫することが大切です。

今の仕事が楽しくて会社が楽しければそれもいいと思います。そんな楽しい仕事をして充実した毎日を送っていればビールも旨いでしょう。

しかし、あなたの人生を今の会社は最後まで面倒みてくれるでしょうか。考えておく必要があります。

あなたには、将来の具体的な人生設計がありますか?夢中になれるような夢は何かありますか?

これからの人生を、どんな人生にしたいと考えていますか?人生の夢が、叶った時をイメージすることはありますか?

将来に不安がある人や、今の仕事は給料はいいけど楽しくない、給料は安くてもいいから毎日が楽しい方がいいと思っている人は、まずお金から自由になる工夫をすればいいのです。

将来設計はどうなっていますか?夢中になれる夢を叶える為に具体的にどんな行動をとっていますか?ゴールが達成されるのは何年後の何月ですか?その為の努力は毎日継続出来ていますか?

会社だけに依存せず、自立して自分で稼ぐ力をつけると、人生は劇的に変わります。また、実は報われない時でさえも楽しいのです。

なぜなら、人生が着実に前に進んでいる、自分で望んだ未来へ近づいていると分かるからです。目標があってがんばっているとそれだけで楽しいのです。

ですから、今を楽しんだモノ勝ちなのです。望む未来のために、今がんばれていれば、実は楽しいのです。ゴールが達成されていなくても今が楽しくなるのです。楽しいことをする!と意識することで人生は今、この瞬間からも変わっていきます。

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