一言で家事、といっても、実にたくさんの種類がありますよね。なかでも大変なのが掃除だという人も多いでしょう。
「キレイにしたいけど時間がない・・・」という人もいると思いますが、ちょっとした工夫でキレイな状態を保つことができます。
ここでは掃除を時間短縮させる方法について紹介するので、いつも掃除する時間がない人や、掃除に時間がかかりすぎている人は参考にしてみてくださいね。
部屋の中を見直そう！床に物を置いてない？
いくら掃除をしてもホコリや汚れが見つかる・・・という人はいませんか？実はそれって、「あること」が原因かもしれません。
汚れがたまりやすい部屋と汚れがたまりにくい部屋、一体何が違うと思いますか？ポイントは「床に物を置いているかいないか」なのです。
部屋の中を見回して見てください。床の上に直接置いているものはどれくらいありますか？マガジンラックやバッグ、子どものおもちゃなど、「後で片付けよう」と考えてそのままにしているものは意外と多いです。
ホコリはこれらの物の周りにいつの間にか溜まってきます。そのため、床に接する物の数が多いほど、ホコリも溜まりやすくなってしまうんです。
それに加えて、床に物が置いてあると掃除がしにくいんです。物をどかして掃除しなければならないので、その分手間や時間がかかってしまいます。物が置いてなければいちいちしゃがんで持ち上げたりどかしたりせず、スイスイと掃除が出来るので時短になります。
掃除機は頻繁に使わなくてOK
「掃除は掃除機でやらなゃ！」と考えている人も多いと思います。今はコードレスだったり軽い掃除機も多いので、掃除機をかけるのもそれほど苦にはならないでしょう。
でも、フローリングのホコリや汚れを取るだけなら、ウェットシートやワイパーで十分なんです。掃除機よりも手軽ですし、各部屋に置いておけば気付いた時にささっと掃除が出来るので時短に繋がります。
カーペットや絨毯なども、粘着シートで気付いた時にコロコロするだけ。コロコロしておけば掃除機は週1回でも大丈夫なんです。
さらに、寝室にワイパーを置いておくと、朝起きて部屋から部屋へ掃除しながら進めるので、わざわざ掃除のために部屋を歩き回らなくても済むんです。これなら朝の忙しい時間でも、短時間で掃除が出来ますね。
部屋の隅にあるホコリやカーペットの髪の毛は、一度目につくと気になるもの。けれどわざわざ掃除機を出すのは面倒くさい・・・そういう場合は上の方法を参考にしてみてください。
掃除はまとめてやろうとしない！
時間がなかったり、疲れていたりして「週末にまとめてやろう」と掃除を後回しにしていませんか？
掃除は基本的に「汚れはその日のうちにキレイにする」です。汚れを溜め込んでも良いことはひとつもないんですよ！
汚れやゴミを見つけたら、その場でちゃちゃっと拭いたり拾ったりしましょう。お風呂掃除も入ったついでにやってしまえば苦になりません。「あとで・・・」と思っても忘れてしまったり、なかなか腰が上がらないものです。
また、汚れは溜め込むだけこびりついて落としにくくなるので、いざまとめて掃除をしようとしても、なかなかキレイにならず余計に時間がかかってしまうんです。
ごはん粒で考えると分かりやすいかもしれません。絨毯や洋服に付いたごはん粒は、すぐに取ればキレイに取れますが、時間が経つと乾燥し固まってしまうのでなかなかキレイに取れませんよね。
このように、汚れはこまめに掃除する方が時短に繋がるんです。
とはいえ、毎日隅から隅まで掃除するのは大変ですし、時間も体力もありませんよね。なので曜日によって掃除するところを決めるのもおすすめです。
例えば火曜日は「火」の周り、つまりコンロ周りやキッチン。水曜日は「水」のあるトイレやお風呂、木曜日は「木」材のフローリング、というように関連するところだけ掃除していくのです。
これなら掃除し忘れる事もないですし、1ヶ所だけなので苦になりませんね。
たまにはプロに頼ろう
フルタイムで働きつつ、家事、育児をしていたら疲れてしまうのが本音ですよね。体調が良くないときや、用事がたて込んでいて時間が本当に無いときなど、プロに頼むのもひとつの方法です。
また、自宅で仕事をするため時間を作りたい場合にも有効ですね。
もちろん様々な事情から頻繁に頼むのは難しい場合もあるでしょう。なので、年1回や2回と決めて頼んでみてはどうでしょうか。
例えば年末や夏休み後など、自分が疲れるタイミングや汚れが溜まりやすい時期などにお願いすることで、自分の負担も減らすことができますし、掃除にかけていた時間を別の事に充てることができます。
まとめ
・なるべく床に物を置かず、掃除しやすい環境をつくる
・ワイパーや粘着シートを使えば、掃除機は週1回でもOK
・掃除は溜め込まないで、汚れたらこまめにやる
・汚れが溜まった頃に、プロに頼むのもひとつの方法
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