FX投資の一種であるバイナリーオプションをさらに細かく見ると、スプレッド取引という種類があります。
海外BOを利用して取引をするとスプレッド取引という言葉が出てくることもあるため、投資を始める前に覚えておくと良いです。
取引方法の特徴や注意点についても紹介しますので、マスターしておきましょう。

投資活動を行うと相場の値段が大きく開き、買いと売りの価格に差が生じる場合もあります。
この価格差をスプレッドと言い、それを利用した取引をスプレッド取引と言います。

たとえば買値が110円で売値が100円となっている場合、スプレッドは差額の10円となります。
取引の買い手は110円を支払い、売り手は100円を受け取るという意味です。
差額分として残った10円は、FX業者の利益となります。

スプレッドが大きくなってしまうと、利益が圧縮されることになります。
バイナリーオプションにおけるスプレッドは、取引が成立しない範囲として定められているのです。

要するにバイナリーオプションのスプレッド取引は、手数料として設定された価格差を取引ルールとして変換したものなのです。
スプレッドを超える値動きでは負けてしまいますが、他の取引よりもペイアウト率が高いというメリットがあります。

海外BOではスプレッド取引の人気が高まっています。
日本国内の業者と比較するとペイアウト率が高い場合もあり、成功によって獲得できる利益が大きいためと言われています。

海外BOの取引方法ですが、時間を設定した上で投資に参加すれば良いです。
日本国内の規制とは事情が異なる海外の場合、30秒ほどの短期取引に参加できる場合もあります。
開始時間なども自分のライフスタイルに合わせれば良いです。

スプレッド取引の注意点ですが、時間帯やタイミングをよく考えておくことです。
たとえば日本時間では早朝5時から8時にかけて、取引量が減少しやすくなります。
6時になるとニューヨーク市場はクローズ状態となり、スプレッドが広がりやすくなるためです。

スプレッドが広がると必要となる手数料が高くなり、本来の利益が圧縮されることを意味します。
ライフスタイルは人それぞれですが、5時から8時は避けた方が良いです。

スプレッド取引は投資の1つの方法ですが、状況に応じて変動してしまうこともあります。
ペイアウト率が高いというメリットもあるため、早朝を過ぎた時間帯を狙って投資することをおすすめします。