有名人の名言

秋元久雄のプロフィールと平成建設が掲げる「設計から施工まで」の信条と名言

六本木ヒルズなどもいいでしょうが、「一国一城の主」や「マイホーム」を夢見る人も多いでしょう。だからこそ住宅ローンを必死になって支払うのでしょう。ですが最近の住宅はどうなのかという疑問も生じています。

一生をかけて住宅ローンを支払った割には、じゃあその家は何代にも渡って暮らせるのか?現実は、住宅ローンが終わっても修繕費が必要で、それが老後の大きな出費になるんです。

そのため、結局息子の代に建て替えることになったなんて話をよく聞きます。昔の家は、今でも古民家で築100年なんて家がありますが、もちろん手を加える必要はありますが、木造の家って凄いと感嘆します。

そんな時に「平成建設の秋元久雄社長」の事を知ったので、興味を持って調べてみました。すると平成建設は設計から施工まで、全て一貫して自社で行うべく、技術者の育成までの環境を整えて、日本の建設業界に一石を投じて挑戦しています。

こんな会社は他には無いと思いますので、秋元久雄社長の信条と名言をご紹介します。

秋元久雄社長のプロフィール

1948年 静岡県伊豆市修善寺の代々大工の家に生まれました。

1964年 静岡県立韮山高等学校に入学した年に実家の工務店が倒産します。

1967年 大学進学を諦め、自衛隊体育学校に入学し、重量挙げでオリンピックを目指します。

日本トップクラスの選手に囲まれて、オリンピックの夢は破れましたが、努力すれば全日本クラスにまでは行けると自分に自信を持ちました。

1973年 デベロッパー・ハウスメーカーでトップ営業マンとして活躍

1980年ごろから建設業界に疑問を抱きます。

建設業界のこの構造っておかしい

昔、お施主様(建築の依頼主)を現場に案内した時の事、マイホームの完成を心待ちにしていたお施主様が大工に質問をしたのですが、その大工はあろうことか、無視したのです。

その大工にしてみれば「俺に聞いたって知りませんよ。下請けなんだから」という理由なのかも知れませんが、その時のお施主様の言いようのない失望した顔が忘れられません。

その時に、大工がこんなことでいいのか?大工としての仕事の誇りはどこに行ってしまったんだろう?と思ったのです。

秋元久雄社長は代々大工の家柄ですから、小さい時から大工の父親に、仕事の自慢話や楽しさや達成感の話を聞いていました

「この仕事が楽しくてたまらない。お客さんが喜んでくれるし、こんなにいい仕事は無いぞ」が父親の口癖でした。

ですから、この時の出来事はショックでした。

そして、そのころの建設業界の構造に疑問を感じ始めたのです。

設計も施工も全て分業で施工に関わる職人はほとんどが外注で行うことが多く、規格化されている部品を工場で作ってそれを現場で組み立てるとかの建築方法が多くなり、その組み立てと内装は外注の大工が行う。

そして大工は直接にお施主様から建築の依頼を受けることが無くなり、下請けの仕事ばかりになり、工賃も叩かれてとっても低いのです。

建設業界は儲かりますが、大工などの職人は犠牲になるという構図で家が建つ。

こんな構図になっていることに納得が行きません。

NEC平成建設

人生を変えた吉田松陰の言葉

大工の仕事がこんなんでいいのか?と疑問に思っていた時にこの吉田松陰の言葉に出会って人生が決まりました。

金を残して死ぬ者は下

仕事を残して死ぬ者は中

人を残して死ぬものは上

そうだ、自分も大工や職人を育てる会社を作ろう

そう考えて、周りの知り合いの社長数人に「職人を育てる会社を作ろうと思うのですが」と相談すると、周りの知り合い全てに反対されました

そこでむしろこれはどこにも真似されない仕事だと確信して、1989年に株式会社平成建設を設立したのです。

NEC平成建設

業界では唯一無二の特色「設計から施工まで」

そのころの業界は職人や施工の技能者は外注がほぼ100%でしたから、秋元久雄社長の率いる平成建設は異色でした。

うちの会社で働かないかと勧誘して回り、賛同してくれたものが少しづつ集まり、創業1年後には10人の仲間が集まりました。

元々営業でしたから、お施主様からの直接の注文も取って回りました。そうやって注文住宅の仕事を請け負いながら、人材を育てる事にも専念しました。

建築の全ての領域を自社で行うには職人を育成しなければ成り立ちません。高級住宅でも、コンクリートの建物でも鉄骨の建物でも全て自前で作る。それが信条です。

よそで作った物を使って責任なんて持てません。ですから、高度な技術を必要としますし、その技術者も育てなければなりません。

学歴は低くても、学びたいという人間を大勢必要としました。大学の新卒者にも募集を掛けた所、少しづつ大卒も増えて行きました。

そうして行くうちに、自分達の向かっていく大きなテーマが見えてきました。

木を中心とした日本建築の信念を守りたい

四季のある日本で、そこで育った木材で建築するという日本建築の信念をこれからも守っていきたい。

それには、木を伐ったら木を育てて山を守るということも大事です。

材木屋に木こり、それに山主さんたち、これを循環させていくことで自分達がそれを使って消費することで守れるわけです。そういう事を大事にしていくことで、日本の建築は守れるのです。

このような思いがあると、ますます最近の建設業界はおかしいと感じるのです。原点に返り、人を育てることから始めました。大卒者に技術を教えていったのです。

スピード重視の合理性を重視した外部委託の建築方法は本質的に建築の原点から逸脱していると考えました。

創ると請け負っておきながら、どこに作らせるのか?

外製では無く、全て内製することによって、情報のフィードバックや共有もできますし、教育もできるのです。

日本文化の最高峰は日本建築です。でも、その技術の継承が途切れたら終わってしまいます。本当にお施主様に喜んでもらえる真心のこもった家を作るのには、全部自分達の責任でやらなければならないことを実感します。

こうして平成建設は日本で唯一の大工集団となり、2008年にはテレビ東京系の「カンブリア宮殿」でも「大卒のエリート大工集団」というキャッチフレーズで取り上げられて話題になっています。

一流の技術を継承するという課題

技術顧問として、宮大工の田子空道氏を迎え、芸術顧問としては陶業芸術大学の教授である三田村有純氏を迎えて、伝統や技術の伝承にも力を入れています。

日本建築を受け継いで行きたいと考えると、一番の問題は匠の技術を持っている方々の高齢化とその後継者問題です。

これは早急に解決しなければならない問題で、積極的に技術の継承を引き継ぐ機会を設けるようにしています。

こうして、日本建築を守るという大きな使命を抱えて、その後のテーマは、会社の正しい経営による継続です。

他にはないシステムで、若い人たちのやる気や満足、それに仕事の誇りまで生まれています。

平成建設独自の驚きの人事の評価システム

くらべてわかる、平成建設

実力を正当に評価されなかったら、それは誰でもやる気を失います。

平成建設はチーフリーダー(一般的には部長にあたる)をその部に所属する一般社員の投票で決めています。

仕事が出来るか・信頼できるか・ついていけるかの3つの評価基準で投票するのです。

このシステムにより、昇格したいために上司の御機嫌取りをしたりしてもまったく意味がないので、正しい基準で評価され決定されます。

投票により、チーフリーダーに任命されると、チーフリーダーは自分の右腕や左腕となるリーダーやサブリーダーを任命する権利を得ます。

つまり、部下の信任を得ていなければ仕事の成果を出せないので、合理的なシステムであると言えるでしょう。

また、社員を評価する場合にも「360度評価制度」という制度があり、一人の社員を囲む、部門と関連部署の上司や同僚・部下などが年に2度にわたり、30項目程度の評価項目により査定します。

これにより、評価が偏らない公平な評価ができますし、自分では気づかない長所や短所も知ることができます。

こんな独創的な発想で若い人が技術を継承して発展して行けるのは羨ましいとさえ思います。

秋元久雄社長の名言

日本の建築技術や大工をこのまま埋もれさせたくないという強い信念を持つ秋元久雄社長は数多くの名言もあります。その中のいくつかをご紹介します。

・AIを導入すれば確かに便利なる。だけど、確実に「バカ」が増えるでしょう。頭をひねって考える機会が減り、AIの言いなりになって働く人間ばっかりになるでしょう。
AIを売る一部の小利口な連中は儲かるけど、その他大勢はバカになるだけじゃ済まないんです。給料が減ったり、最悪、職を失って、貧乏人が増える。それは間違いない。

・日本のモノづくりがダメになった原因は、利益を追求するあまり、行き過ぎた合理化や大量生産・大量消費が前提になってしまったことです。それがモノづくりをダメにして、その結果人づくりまでもダメにしたんだ。

・失敗したことがなければ、それが失敗だと言えます。失敗しないとわからないことはいっぱいあるんです。自分も失敗の連続で今の俺があるのです。

・自社でパンフレットでもコンピュータシステムでも作ります。それは、仕事を分かる人間が作るモノは違うからです。

・よその建設会社は、分業で人間がいろいろ関わるから、打ち合わせばかりになって作業が進まない。結果、日数ばかりかかって工賃がかさむことになる。
でもうちの会社は、社内の人間がやっていて、しかもひとり何役もこなすから、そんなムダもあたりまえに省ける。だから、うちは質の高い建築物を作りながらも、他より安くできるんです。

・お客さんじゃなくて、元請けの顔色ばかり見ている職人が作っている家なんていい家になるはずがない。

・人によって流されない自分の目を持つことが大事です。それには、目先の仕事に捉われず、自分の仕事が会社でどのような意味を持つのかという大きな視点から捉えることが大事です。

・「働き方改革」とか政府は言ってますが、それより前に取り組むべきは「楽しみ方改革」だと思ってます。どうやったら楽しい人生を送れるかを考えた方がいいと思うのです。大工というのは仕事の中に遊びが共存しているような職業ですから、こういう職業は楽しいんです。若い社員が仕事の楽しさを知ってはじめて、競争力が生まれると思うのです。

・待遇のよさだけでは人は集まりません。人というものはみんな基本的に、自分に合っていて、自分の力を伸ばせる仕事を求めています。そりゃあ仕事をして自分の成長を感じられれば、やってて断然楽しいですから。

・工程のほとんどすべてを内製化して、ゼロから職人を育てるような手間暇かかることは、大手の会社はやらない。それに人材の育成にはコストがかかるので、中小企業も簡単には手をだしません。それに本物の大工や職人を目指す若者が、組織の中の歯車やでロボットとして働くことには疑問を感じる。ですから自分の思い描く夢を実現できそうな会社はうち以外ありません。だから意欲のある若者が集まってくるんです。これがうちの一番の強みといえます。

・平成建設は、そろそろ海外事業に乗り出すことを考えています。アメリカの富裕層に日本建築を売り込みたい。アメリカの富裕層を相手にすれば一桁違う商売になりますから。自社の大工をどこにでも派遣するなんて平成建設しかできないでしょう。さらなる挑戦にワクワクしてます。もちろん失敗するかもしれない。でも、それが人生。叩かれて、叩かれて、強くなる。

・「過去の栄光」にしがみついている名門企業が多い。昔は栄華を極めた東芝や神戸製鋼所も、すっかり落ち目になってしまいました。それでも名門と呼ばれるのは、それは、「昔の人」が頑張ったおかげと言えます。でも世の中がこれだけ激変しているのに、名門企業は過去の実績にこだわり、未だに大きな改革ができないでいる。このままだと、日本の名門企業の多くは軒並み「迷門企業」と化していくことになってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか?理念がしっかりしていてとてもイイ会社ですね。

しっかりとしたビジョンを捉えている秋元久雄社長は、名言も一貫していまして、他の建設会社とは大きく違う経営方法です。

アメリカ進出も含めて、日本の文化を継承して世界に広めていく、さらに今後の動向に期待していきたいと思います。

さとるのメルマガ登録はこちらから
ネットビジネスで本当に稼げる方法をお伝えします!
◆メルマガ登録はこちら◆