今後、キャッシュレス時代の主流はスマホ決済だと言われています。「いくらなんでもここまで来たら、もうスマホ決済始めないとな!」そうは思ってはいても、「正直よくわかってなくて二の足を踏んでるけど、今さら聞けないし」というあなた。
もうこれで解決。普段からおトクな生活が出来ます!
スマホ決済は今やさまざまな飲食店や小売店が導入し、テレビCMでは大々的なキャンペーンで目にする機会も増えていますが、どんな種類やメリットがあるのか、どのような仕組みで、どのように支払うのか、注意点まで、今さら聞けないスマホ決済を調べてみました。
スマホ決済の種類って?
まず、スマホ決済って何?と言う方がいるかもしれないので言っておきます。
スマホ決済とは、その名のとおりスマホを使って決済すること。
つまり支払うことで、オンラインでの買い物の際の支払いとか、小売店や飲食店などのレジでお金を出さないで、代わりにスマホを利用して支払いをする方法です。
そのスマホ決済には大別して3種類あります。
2.非接触型決済(非接触IC決済)
3.QRコード(バーコード)決済
となります。
1.キャリア決済とは?
キャリア決済とは、ECサイト(インターネット上で商品を販売するWebサイトのこと)でのお買い物の際に各キャリアのID/パスワード認証を利用して、携帯電話料金と合算で商品などの代金を支払える決済手段の事で、お持ちの携帯電話で決済できることが特長です。
簡単に決済が出来るため、クレジットカードをお持ちでない方や、クレジットカード情報をWeb上で入力したくない方でも使える点が便利です。
事業者の導入メリットとして、携帯さえあればクレジットカードを持っていなくても利用できるのでその点で、顧客層への拡大が見込めます。
特にクレジットカードを持たない方が多い若い方の顧客化に有効です。
また、クレジットカード番号のような長い情報を入力する必要がないとか、クレジットカードを出すには気が引けるような場所でも気軽に決済ができるとかの利点があり、気軽に買い物ができるということで購入者も増え、購入金額も上がります。
各キャリアが事業者に商品代金の立替払いをしますから、事業者の代金未回収リスクがないこともメリットです。
2.非接触型決済(非接触IC決済)
スマホに搭載された非接触型ICカード(NFC・Felica・RFID)を利用した決済方法のことで、クレジットカードや電子マネーなどを登録したスマホを専用端末にかざすことで決済を行います。
Apple PayやGoogle Payは「支払い方法」それ自体のことではなく、これらの決済サービスをスマホ側でひとまとめに管理する機能のことです。
たとえばSuicaなら、「Apple Payの機能を使ってSuicaで支払う」仕組みですから、店頭では「Suicaで」と伝えます。
Apple Pay
Apple Payは日本で発行されている多くのクレジットカードと連携することができます。電子マネーはSuica、QUICPay、IDに対応して、電子マネーとクレジットカードを、iPhone 7以降の機種に登録すれば、スマホ本体を店舗の決済用端末にかざすだけで決済できますし、またJRなどの交通機関の改札機を通過することができます。
Google Pay
Google PayはGoogleアカウントに登録したクレジットカード情報を用いて、商品代金を支払うという決済手段です。Androidのスマホ向けの決済サービスとなっています。nanacoや楽天Edy、WAON、Suicaなどの電子マネーに対応しています。
Apple PayとGoogle Payは店舗での導入にとどまらず、ECサイト(インターネット上で商品を販売するWebサイトのこと)上でも導入も急速に進んでいます。クレジットカード情報をすでに登録済みという方であれば、決済の時にApple PayもしくはGoogle Payを選択さえすれば決済できます。
3.QRコード(バーコード)決済
QRコード決済は、QRコードやバーコードを表示させたスマホ画面を店舗側に読み取ってもらうか、もしくは店舗側のQRコードやバーコードをスマホ本体で読み取って決済する仕組みのことで、いまCMで話題になっているスマホ決済の「PayPay」や「LINE Pay」に「メルペイ」などもこれにあたります。
利用する側は、非接触IC決済に対応していない少し古いスマホでも使うことが出来て、店側はICチップを読み取る専用端末をあらためて準備する必要がないので、設備投資を抑えられるというメリットがあります。
キャンペーンによってポイント還元率が大幅にアップすることがあるので、そういった時がおすすめです!
スマホ決済のメリットって何?
実際にスマホ決済をすることで、どんなメリットがあるのでしょうか?
お財布がいらない
コンビニに行く程度なら決済に対応していれば、携帯さえ持って出かければ、財布を持っていく必要もなくなり、小銭を探す手間などもなく、スムーズにスマートら支払を済ますことができます。
お金を使った内容が確認しやすい
スマホ決済ではほとんどの場合、なににお金を支払ったのかがアプリに利用履歴が残るので確認しやすいというメリットがあります。
お財布の中からレシートを探して計算するなんてことは無くなります。
強力なセキュリティ
スマホ決済を行わない方は理由の一つに、「万が一、スマホを紛失したときに悪用されるのが怖いから」という不安が一番なのではないでしょうか?
でも、実際は盗んだり拾ったりした他人のスマホでスマホ決済して買い物をするためには、暗証番号の他に、顔や指紋といった生体認証などのスマホのロックを解除しなくてはならないわけで、本人以外の利用は難しいといえます。
むしろ、お財布を落とすより安全と言えるのではないでしょうか?
また、紛失に気づいた時点で遠隔操作で利用停止やデータ消去もできますから、他人の利用を防止する対策もできます。
ポイント還元や割引がある
今まで、利用を迷っていた人が一気に導入を始めたきっかけがこれです。「PayPay」のCMでも大きな話題になったように、決済サービス会社が独自にポイントを還元したり、お得な割引クーポンを配信したりして、特定の飲食店と組んでキャンペーンを行っている場合も多いのでメリットが高いのです。現金での支払いにはこの恩恵は受けられないのです。
残高へのチャージの際にクレジットカードなどと組み合わせれば、効率的にポイントを貯められるというような裏技もあるようです。
スマホ決済のデメリットは?
良い事ばかりのようですが、デメリットはないのでしょうか?
スマホの充電が切れると使えない
当然ながら、スマホを使って決済を行うため、スマホの充電が切れてしまうと支払いができません。スマホ決済の予定がある場合は、電池の残量をこまめにチェックしておかないと、SNSや動画視聴などで充電はあっというまに減るので要注意です。
導入している店でしか使えません。
スマホ決済が使える店はまだまだ限られています。スマホ決済サービスによっても使える店は違ってきます。自分がよく行く店は何が使えるかを調べておく事が重要。また最初に導入する目安として、主婦の方でしたら、スーパーなど、毎日行くような店や行く頻度の高い店が導入しているものと同じものを自分も導入するのが良いのではないでしょうか?
初期設定や移行手続きが必要
スマホ決済の初期設定ではさまざまな情報の入力が必要だったり、また今の時点では機種変更する際も移行手順が必要ですので、これが最初は面倒といえば面倒です。
移行手順の把握はしておかないと、破損や紛失で急に変えることもありますから、必要です。
では、スマホ決済で使ったお金は実際どうやって支払われるの?
スマホ決済をしたはいいけど、お金はどのような流れで支払われるのかを知っておかないとなりません。
アプリやサービスごとに支払い方法は異なりますが、主に、「先にチャージしておく」「後で払う」か「即時に引き落とす」に分けることができる。
先にチャージしておく
あらかじめ現金を電子マネー化してスマホ決済アプリにチャージしておく方法です。スマホの中にお財布があるイメージだと考えれば分かりやすいかと思います。ですからこのお財布にあらかじめお金を入れて(チャージして)おかなければなりません。とはいえ、いくらでも無尽蔵にチャージできるわけではありません。ほとんどは金額の上限が設けられています。
基本的には「非接触型決済(非接触IC決済)」も「QRコード(バーコード)決済」も、この方式となります。チャージの方法としては、アプリやサービスによって違うのですが、主にクレジットカード、銀行口座、現金、ポイントなどとなります。
後で払う(ポストペイ)
スマホ決済を利用して買い物をした代金が、登録したクレジットカード、もしくはスマホの通信料金と合算して、決まった期日に引き落とされるものです。このスマホの通信料金と合算したキャリア決済という方法は、クレジットカードを持っていない人も利用できるので、比較的利用しやすいと若い人を中心に増えています。
即時に引き落とす
決済すると瞬時に登録した銀行口座から金額が引き落とされる方法です。ゆうちょ銀行の『ゆうちょPay』、もしくはみずほ銀行の『J–Coin Pay』など、さまざまな銀行がスマホ決済サービスに参入し始めています。また、クレジットカードの代わりにデビットカードを登録すれば決済時に即時銀行口座から引き落とされます。
スマホ決済において注意する点は?
スマホ決済には、注意が必要な点もいくつかあります。
スマホにパスワードや生体認証を設定しよう
スマホにパスワードがかかっていないと、紛失したときに不正利用される可能性があります。パスワードはもちろんのこと、生体認証の設定まったは基本中の基本。これをしないならスマホ決済はしない方が良いです。
ちなみに、最近携帯の盗難は非常に増加しています。それは、そこそこ良い価格で転売できるからです。悪用防止の為にもパスワードや生態認証は必須です。
充電切れに注意しよう
前述したとおりスマホの充電が切れている状態では当然ですが、スマホ決済は使えません。そこで、モバイルバッテリーの携帯を常時することをおすすめします。
Apple IDやGoogle アカウントのパスワードを把握しておこう
スマホにいくらパスワードを掛けていても、それでも万が一、紛失や盗難に遭えば悪用されるおそれはまったくないわけではありません。紛失した場合は速やかに決済アプリの運営元に連絡して利用停止の手続きを速やかに済ませることと、スマホ本体を遠隔ロックして他人の利用を防ぐことが重要となります。
iPhoneの場合は「iPhoneを探す」、Androidの場合は「端末を探す」という機能がありますから、それを使って遠隔ロックをかけます。その際にはApple IDやGoogle アカウントのアカウント名・パスワードが必要となります。
画面割れに注意
意外な盲点かも知れませんが、QRコードやバーコードはカメラが壊れると読み取れず、画面が割れると表示できないことがあります。最近は画面のガラスが割れやすいのでこれも要注意ですね。
おすすめはどれ?
でも、たくさん乱立してて実際どれが良いのかわからないという方に、
おすすめするのは3つ
「PayPay」
通常のポイント還元率は0.5%ですが、キャンペーン中は最大20%でとにかくお得!ヤフオクとも連携しているのがメリットです。
使えるコンビニは、セブンイレブンとファミマとローソンです。
「楽天Pay」
通常のポイント還元率は0.5%ですが、キャンペーン中は最大5%。使えるコンビニは、ファミマとローソンです。楽天ポイントが貯まりやすいので、楽天で買い物することが大人にはメリット大です。
「LINE Pay」
使えるコンビニは、セブンイレブンとファミマとローソンです。LINEペイは割り勘機能などがあります。独自のマイカラー制度があり、利用金額によって次月にランク分けされて使えば使うほどポイント還元率が高くなります。LINEユーザーは非常に多いので、QRコード決済の主役となるかもしれません。
メルペイは、メルカリをやっていて売上金がちょくちょくあるという方には、メリットが多いと思います。売上金を銀行に出金するには200円かかりますがメルペイだったら手数料がかかりません。
セブンペイは不祥事があり、一時停止中です。しばらくはデメリットしかない感じですが、時間はかかるとは思いますがおそらく巻き返してくるでしょう。
(追記)2019年8月1日、セブン&アイ・ホールディングスはスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」のサービスを9月末終了予定と発表されました。競合は多いし強いしで巻き返しは厳しいとの判断でどこかと提携すると思われます。
どれが一番お得かは、その時にキャンペーンを行ってたりするとだいぶ変わりますので一概には言えませんが、使えるお店も増えているので、この3つ(ペイペイ、ラインペイ、メルペイ)が今のところお勧めかと思います。自分が利用する店がどのサービスを使っているかで決めるのが一番良いと思います。
スマホ決済と現金の両立が必要
日本は先進国のなかでもキャッシュレス後進国と言われています。国際社会ではキャッシレス決済が進んでいますから、海外から日本に来た観光客もとまどっています。東京オリンピックも間近に迫り対応を急ぐよう迫られていますが、政府も2025年までにキャッシュレス決済比率の目標を40%とかかげています。実際、スマホ決済に対応した店舗や交通機関は急速に増え続けています。
財布がいらなくなり、支払いが手軽になり、お金の可視化で家計管理や節約にも役立つ。使えるお店も急増しています、ポイントも貯まってお得です。スマホ決済を始めるきっかけになったら幸いです。
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