「生涯年収」という言葉を聞いたことがありますか?これは年収とはちょっと考え方が異なるのですが、一般的なサラリーマンの生涯年収は2~3億円と言われています。ですが、これはあくまで平均値。なのでもっとお金を稼げる職業もあります。
お金に興味がない人はいないとは言いませんが、興味がある人の方が大多数ではないでしょうか?生きるためにはお金が必要ですし、将来年金が貰えるか分からないので老後のために蓄えも必要ですよね。
そこで生涯年収の高い職業をランキング形式で発表します。これから就職活動を始めたり、転職しようとしている人のなかで「お給料の高い仕事に就きたい!」「退職後も余裕ある生活がしたい!」と考えている場合は、参考にしてみてくださいね。
生涯年収と年収はここが違う
年収は「年間で稼いだお金」、生涯年収は「個人が退職するまでに稼いだお金すべて」です。
仮に年収が高くても、働く期間が極端に短ければ生涯年収は低くなります。例えば年収1,200万円で5年間しか働かなかったとしたら、生涯年収は6,000万円。
逆に年収が平均以下でも、定年まできちんと働けば生涯年収は一般的な額はもらえるかもしれません。例えば年収250万円でも40年働いたとしたら、生涯年収は1億円です。
これらは極端な例ですが、つまり生涯年収と年収は別のもので、単純に比例するとは言えないのかもしれませんね。
生涯年収ランキングトップ10
では職業による生涯年収ランキングを発表します。予想していた職業が入っているか見てみてくださいね。
1位 投資銀行 4億2692万円
2位 MR 3億1177万円
3位 証券 2億91341万円
4位 運用 2億9134万円
5位 ITコンサルタント 2億6358万円
6位 経営企画 2億6310万円
7位 マーケティング 2億5222万円
8位 臨床開発/治験 2億5043万円
9位 セールスエンジニア 2億4681万円
10位 ミドルオフィス 2億4618万円
1位は断トツで投資銀行となりました。モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスなど、特に外資系の投資銀行は新卒から年収1,000万円近くになることから人気が高いです。様々な業務がありますが、基本的に法人をお客さんとして、資金面のサポートをするのが仕事です。
2位のMRは医薬品の営業と間違える人もいますが、実際には薬の品質や有効性、安全性に関する情報をお医者さんに提供し、自社製品を選んでもらうことが仕事です。
あまり聞き馴染みのないセールスエンジニアは、営業職と技術職の側面を合わせ持っていて、顧客に対して自社製品の導入提案と導入後のサポートをするのが仕事です。また、ミドルオフィスの仕事は主に金融機関でのリスク管理、営業サポート、プロジェクト管理などが挙げられます。
これらの職業はいずれも専門知識や高いスキルなどが求められ、実力次第で収入は大きく変わります。
学歴と収入は比例するの?
「良い仕事に就く(高いお給料をもらう)には、良い大学を卒業しなければならない」とよく言われますが、本当にそうなのでしょうか。
実際、ほとんどの場合中卒・高卒(専門学校も含む)・大卒(大学院も含む)に分けられますが、正社員で働くと考えた場合、生涯年収の差は大きいです。
学歴によって基本給も異なりますし、昇進スピードも違います。もちろん学歴の高い順にお給料は高くなり、初任給の時点で3万円近く差があるので生涯年収では約8,000万円も違うのです。
あとは大手企業に多いですが、採用条件を大卒以上としているところも多いです。そのため、必然的に高収入=高学歴となるのでしょう。特に難関大学であれば、難しい受験を切り抜けてきた経験と頭の良さがあるので、より採用されやすくなります。
ただし実力主義の業界、例えば開発者や技術者、フリーランスなどは本人の実力や頑張り次第で収入をどんどん上げることは可能です。
まとめ
・生涯年収とは仕事を始めてから退職するまでに稼いだお金で、年収とは別物
・実力や年齢によってお給料の差が大きい職業は生涯年収が高い
・職種や業界によるが、学歴と収入は比例すると言える
たとえ今は生涯年収の高い職業に就けていなくても、今の時代は副業することが出来ます。
また、現在は生涯年収が高いと思われている職業も、これからはどうなるか分かりません。サラリーマンでの給料だけでなく、自分で稼げる力をつけるのがとても重要ですね。
サラリーマン以外に自分で稼げる力をつけることで、生涯年収がグッと高くなる可能性が高まります。
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