有名人の名言

GMOインターネットの熊谷正寿の名言から学ぶ成功の秘訣は年表づくり!

GMOインターネットと言えば「お名前.com」などのインターネット関連事業を行う東証1部の上場会社です。

熊谷正寿氏は36歳の若さで、独立系ネットベンチャーとしては国内初のJASDAQへ株式上場を果たし、その後2015年までにグループ会社を9社も株式上場させています。

でも熊谷正寿氏が起業した動機は、生活が苦しくて奥さんを泣かせてしまったことからの様です。

どんな方法で、貧しさから抜け出して、人生逆転して生涯の目標の「幸せ」と「成功」を掴んだのでしょうか?

それは、誰でも真似できる意外過ぎる方法でした。そんな凄腕の熊谷正寿氏、成功術と経歴や名言を紹介します。

熊谷正寿の経歴

News Socra インタビュー

1963年7月17日に長野県東部町(今の東御市)に生まれましたが育ったのは東京です。

父親は神楽坂を中心とした不動産の仕事を主に、飲食店やパチンコ店などを営み、大変厳格な人だったようです。

また、母方の祖母が幕末の剣術家の出身で礼儀に大変うるさい人という家庭で育ちました。

中学3年になって進学を希望していた第一志望の高校は「国学院大学付属高校」で偏差値は65から70ぐらいでした。

その時の熊谷正寿氏の成績からするととても無理と思われ、担任にもバカにされて笑われます。

そこで負けず嫌いな性格に火が付き、笑った担任を見返したくて、必死で猛勉強した末、受験の1ヶ月前には教科書を全て丸暗記していたと言いますから、潜在的に頭の良さはあったのでしょう。

その努力が実り、みごと国学院大学付属高校に首席で合格したといいますから、並みの頭の良さでは無かったのでしょうが、学年総代を務め、新入生のスピーチまで任されて、学長には「東大にも入れただろうに」とまで言われます。

でも、これが慢心を産み、せっかく手にした栄光でしたがその後努力をしなかったので2年生になるとすっかり成績も落ちてしまうのです。

600人中500位ぐらいにまでなって、期待が大きかっただけに周りの失望の声も辛くなって、高校を中退してしまいます。

熊谷正寿 人生の転機

その後、同級生は大学へと進学していき、自分も焦りから通信制の大学に入ります。

熊谷正寿氏は20歳で結婚して、21歳には第一子も生まれています。

つまり21歳の時には、夫であり父親であり通信制大学の学生でもあり、実家の仕事を手伝っていたので社会人でもありました。

そんな熊谷正寿氏の人生を大きく変えた、きっかけとなったある出来事がありました。

ある日、家に帰ったら奥さんが泣いているのです。手にはアルバイトの情報誌を握っています。

「生活が苦しいから、子供を保育園に入れて私も働く」と言うのです。これで熊谷正寿氏は「このままではだめだ」と気づくのです。

奥さんに、毎日のお金の苦労ばかりか将来の不安まで持たせてしまった。もっと希望が持てる生き方をしないとダメだと悩みます。

しかし、あれこれ考えても、考えがまとまりません。それで、紙に書いてみることにしました。

やりたいこと、欲しい物、目標などなどをとにかく書き出しました。そして、それをまず「夢のリスト」として作ったのです。

そうすることによって、最終的には自分が「成功して幸せになりたい」と考えていることが解りました。

では、成功とはなんなのか?幸せとはなんなのか?と思ってさらに考えました。

すると熊谷正寿氏は「成功とは、物質的に余裕があり、精神的にも豊かで、社会に貢献するものを生み出すことの出来る事」だと考えます。

それから「幸せとは、心が穏やかで満足感がある状態」だと気づきます。

そこで「夢のリスト」を元に、今度は「人生ピラミッド」というものを作ってみたのです。

夢のリストを分類して行って、ピラミッドの一番下は「基礎レベル」で次が「実現レベル」その上が「結果レベル」と分けてピラミッドに入れて行きました。

そして20歳ではまず「基礎レベル」を達成させようと思いました。

基礎レベルの主な柱は、心と体の健康です。

そのころの熊谷正寿氏は体重が80㎏もあったので、マイナス10㎏して70㎏を目指そうとか、体力も重要なのでスポーツをしようとかですね。さらに心の健康も考えました。

そのころの熊谷正寿氏は、自分の置かれた環境や状況を人のせいにして現実と向き合う事から逃げていました。

そして、自分を見つめてみると全て自分自身が選択したものだということに気付くことができたのです。

精神を鍛えるには、教養も大事ですから、新聞も毎日読んで社会情勢にもアンテナを立てました。

そうやって人生ピラミッドの夢や目標をさらに細分化し、それぞれに達成期限をつくりゴールさせるためにチェックリストを作って、確実に達成していくようにひたすら努力しました。

そうして次に「未来年表」を作ってみようと思ったのです。夢や目標を時系列に落とし込んで、自分の将来の「年表」を作ってみたのです。

ぼんやりと将来は〇〇に成りたいではダメなのです。いつまでに〇〇に成ると時間を決めることが重要です。

熊谷正寿氏がこれを作ったのは、20歳前半の時の話です。とりあえず、「未来年表15年計画」と表題を付けて、35歳までの年表を作りました。

そして、その年表を現実化させる為に、常に身に付けて持ち歩き、日に何度も確かめて、自分の潜在意識の中にまで叩き込みます。

未来年表の通りに達成させることだけをひたすら考えて行動しました。

この「目標を決めて、可視化する」ということが熊谷正寿氏の成功には欠かせないことで、そうすることにより必要な情報も拾えます。

また、常に手帖を持ち歩き、気づいたことを書き留めることも重要だ、と熊谷正寿氏は言っています。

PCやスマホは検索や記憶するものとしては便利なのですが、夢や目標に向かっての考えをまとめたり、膨らませたりは手帖がもっとも向いているとの事です。

ちなみに、私も必ず手帖を持ち歩き、気づいたことやいいなと思ったことなどを片っ端から書いています。

どうしても手帖に書けない時は、エバーノートにメモしています。

熊谷正寿が成功した今だから言える事

苦しい時間が9割です。

東証一部に上場したのが、2005年で、その翌年度には「継続疑義」に陥りました。

2007年に400億円の損失を出して、債務超過の危機になったのです。

せっかく東証一部で上場したのに、他人の会社になってしまうかも知れないという危機です。

その時は、自分が練炭自殺する夢まで見ましたと熊谷正寿氏は語っています。

これまで助けてくれた仲間の人生まで台無しにしてしまったと悲観して、それで全身汗だくになって目が覚めたとか。。。

その時の乗り切り方として、なにしろ呪文を唱えたと語っています。

その呪文とは「弱気にならない。諦めない」です。

毎日手帖にも書きました。書き続けました。朝一番から毎日1年以上続けたのです。

そうやって、自分に言い聞かせて、自分を奮い立たせて持ちこたえました。

その間、仲間が誰一人として辞めて去って行ったりしなかったのです。

それどころか、そんな時期に「俺が助ける」とか言って外から入って来てくれた人もいます。

「弱気にならない。諦めない」って大事なんだとつくづく思ったようです。

苦しいのは9割。でも残りの1割の楽しさって「達成した時」とかの仲間と味わう充実感とかなんですが、その楽しさは半端ないと熊谷正寿氏は言っています。

熊谷正寿の名言

人生ピラミッドを作って、その通りに次々と実現させていく熊谷正寿氏の名言をいくつかご紹介します。成功のヒントになると思います。

・社会に出てから礼儀作法ができない人が失敗していくのを何度も見てきて、礼儀作法をとことん叩き込んでくれた祖母に感謝しています。

・「私は頭が悪いから、忘れないようにメモるのです」とメモ魔の熊谷正寿氏は、メモをとらない人を信用しません。
メモをとる習慣が人格も作りましたし、運命も導きました。

・自分が他人より継続する力があるわけではありません。自分は「飽きない事業」を選んだから継続しているのです。

・事業を起こそうと考える時に、儲かるかどうかよりも一生やっていても「飽きないか」を基準にした方が良い。儲かるかを基準にすると、先を越されるという不安で焦りますが、飽きない仕事なら続きます。

・常識にとらわれない事が、事業にも人生にも大事です。
他の人と同じことをしていると生き残れません。

・時間の効率的使い方を追求すると、電話をする時間とかメールをする時間とか、打ち合わせをする時間とかに分けて、その時はそれだけに集中する。作業はスタートアップが一番時間がかかるので、作業ごとに集中した方が効率的。
打ち合わせも移動時間が無駄なのでスカイプで15分単位でこなします。

・夢を実現させるために、自分で自分のことをマネジメントしているから目標が達成できているのです。

・最も大事だと思う事は「一番である」ということです。一番のサービスで一番の商品を提供できないところは淘汰される時代だからです。そこを譲ってしまったら終わりなのです。

熊谷正寿まとめ

「夢のリスト」から「人生ピラミッド」と「人生年表」を作成し、細分化してそれぞれの目標に期限を設けて、実行して行く。

この方法は、目標を達成するのに最高の方法で実現率がとても高いです。

実行するかしないかです。そして重要なのは、細分化です。

これをいつまでに達成するには、ここの段階でここまで来ている必要があると具体的につかむ事です。

この方法は、早ければ早いほど細分化しやすいのですが、中々熊谷正寿氏のように20歳かそこらで、この方法に気付いて実行できる人はいないでしょう。

本気になって実行しようと思った時が、あなたを変える一番良い時期なのです。
ぜひ成功して幸せになりましょう。それこそ成幸です。

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