有名人の名言

DMM会長の亀山敬司の名言と学びのある副業を勧める訳

DMM創業者の亀山敬司はあまり表に出ませんが名言も残していますし、副業や投資についても独自の考え方を持っています。

ビートたけしがCMに出演している「でぃーえむ えーむ どっと こむ」という会社。DMMは何をやっている会社なのか説明しようとすると分からない。という人もいるのではないでしょうか。

テクノロジーを駆使したまるでテーマパークのような映像に、驚いているビートたけしが印象的なCMです。ちなみにあの映像はDMMのオフィスの映像です。

DMMは結局、何を生業としている会社なのかも気になりますが、創業者の亀山敬司氏の経歴も異色ですごい人です。亀山敬司氏は「学びのある副業」ならやる価値があると言っています。

学びのある副業とは何でしょうか。DMM会長の亀山敬司が学びのある副業を勧める訳などを紹介します。

亀山敬司のDMMってどんな会社?

2017年にDMMグループは恵比寿ガーデンプレイスから六本木グランドタワーに本社を移転しました。

六本木グランドタワーの23階から27階部分のスペースを使用しており、2000人余りの社員がそこで働いています。

24階にエントランスがあるのですが、それは普通のオフィスとはまるで違う空間です。

まず、あらゆるところに植物が植えられ、ガラスに映る流れ落ちる滝の映像。これはビートたけしのCMにも出ていました。

人間が近づくと反応して滝が人間を避けて流れる仕組みです。会議室は全部で26室。アルファベットの数だけあり、Aは「Anteater」という部屋名。アリクイの事です。Bは「Bear」熊ですね。

しかも廊下は薄暗くて植物が生い茂っていて、壁にはデジタルの動物が映し出され、部屋までの案内をしてくれます。全会議室のインテリアは全部違います。

ですから、一度訪れたお客様はその斬新的な空間が忘れられない印象を残し、またこのオフィスに行きたいとか、このオフィスで働きたいという気持ちになります。それが狙いです。

事業内容は、動画配信サービス、ゲーム、水族館、太陽光発電、FX、英会話、アニメ制作、消防車の開発、ロボット開発、仮想通貨取引などなど。

ありとあらゆる分野で、「領域など問わず、なんでもやる」とDMM.comのサイトでも言っていますし、だれもがチャレンジできる多種多様な人材が集まっている多種多様の集団です。

資本金は1000万円なのに、非上場企業でありながら、年商2000億円を越しています。そんな物凄い会社、DMM.comの創業者が亀山敬司氏です。

ブルームバーグの記事では亀山敬司氏の資産が3800億円と書かれています。会社の株のほとんどが亀山敬司が所有しています。

亀山敬司の経歴

DMM.com役員紹介

そんな亀山敬司とはいったいどんな経歴の持ち主なのでしょうか?

1961年3月石川県加賀市に生まれました。

実家は、海の家や飲食店、カメラ屋など多くの商売をしていて、石川県立大聖寺高等学校を卒業。授業中はほとんど寝ていたという高校生活でした。

その後、上京して税理士になろうと簿記専門学校に入学したものの、税務に関心が持てなくて中退しました。

19歳で六本木の外国人露天商に師事して、六本木や原宿をはじめ時には地方のお祭りにまで出かけて、手作りアクセサリーの露天販売をしていました。

その後、24歳の時に、姉が妊娠したので喫茶店の仕事を手伝ってほしいと言われ、帰郷します。

そして、DMM.com Base(石川県加賀市で物流倉庫とアミューズメントパーク「KC」を運営し、また現在は、映像パッケージメディア及びインターネット通販の物流サービス及びDVDやBlu-rayなどパッケージメディアの製造・加工の業務や、株式会社ジーオーティーの出版している作品の作家ロイヤリティーの管理なども行っているDMM.comのグループ企業)という会社の経営に参加することになったのでした。

さらに、喫茶店に雀荘、プールバー、旅行代理店などを経営して、1980年代後半にレンタルビデオ店を開業。これが時代の波にのって大繁盛。

5店舗を運営して業務拡大をしていきましたが、レンタルビデオ業界の最大手の会社が加賀に進出してくることになりました。

太刀打ちできないと感じた亀山敬司氏は「傘下に入りますから加賀には来ないでください」と申し出て、傘下に入り加賀のレンタルビデオのシェアの1位の座を守り通しました。

その後、映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」を見た亀山敬司氏はレンタルビデオ店はいずれ無くなると予見して、路線変更してアダルトビデオの販売会社を作ります。

「富山の薬売り方式」という委託販売方法で、事業拡大に成功しました。

亀山敬司がインターネット事業に参入した頃

そして1998年、世の中にインターネットがまだそんなに普及していない時にITの責任者として松栄立也(その後DMM.comの社長)を採用してインディーズのAVのネット配信事業の「DMM」を開始したのです。

DMMはAV動画配信から始まっていますので、亀山敬司氏を「アダルトビデオ界のドン」と呼ぶ人もいるわけです。

その後、通販、同人のオンラインコミックに同人ゲームの配信やオンラインによるビデオレンタルなど様々なネットサービスをしていきました。

その中でも、アダルトコンテンツの事業での利益が大きく、その利益を元手にFXや太陽光発電、オンラインゲーム、モバイル事業にロボット。

今では、VRシアターやDMMプラネットなどの施設展開も始めています。

また、ユニークな制度で「亀チョク」というのがあるのですが、おもしろい事業計画を持ち込んできた起業家と直に契約を結んで、事業資金と人材を提供するという制度です。

この制度から始まったのが、オンライン英会話(DMM英会話)、オンラインゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」3Dプリント(DMM.make)です。

2016年にはアフリカでの新事業も立ち上げ、DMM.Africaとなっています。

亀山敬司 DMMのホールディングス(持ち株会社)化

そして同じく2016年12月に、もっとテクノロジーに特化した企業にするために、ホールディングス体制に持っていこうと考え、また、今後更に大きくなるためには、社会的にも受け入れられる必要があるとして、AV映像制作会社は売却しました。

つまり「アダルトビデオ界のドン」と呼ばれているのはどうかと。。というわけですね。

亀山敬司がDMMを上場企業にしない訳

上場企業になると、株主と経営者が別なわけだから、株主が怖いから利益が出ているように見せなければなりません。

だから粉飾決算なんてことが起こりえるわけですが、そうやって利益が沢山出ました。ってことじゃないと株の値段が下がってしまうと会社の資産価値が下がってしまう。

でも、利益がたくさん出ましたってことは、税金をたくさん払うってことになるわけです。

これは、企業として合理的では無いと亀山敬司氏は言います。

亀山敬司氏は自分を八百屋のおっさんと同じと言っていますが、少しでも税金を少なくしたいから、うちは儲かってませんと言える。

だから余分な税金を払わなくて済むわけです。

また、上場すると配当金とかも支払うとかありますけど、それも会社の経営の体力を消費することになるから合理的でないと言います。

他に、どんどん投資して行きたいから配当には回せませんと言っても株主は納得しませんから、すぐに株価が下がってしまいます。

ですから、亀山敬司氏は今のところは上場しないほうが合理的だと考えています。

亀山敬司氏のお金の稼ぎ方

資産運用は年を取って、外で働けなくなった年寄りがやるもの。若いうちから資産運用なんてありえないと亀山敬司氏は言います。

資産運用とか株とかっていうのは、どこかの会社にお金を投資して増やしてもらう事。

つまり「稼ぐことを他人に任せる」ということで、若いうちはそんなことに時間を割くよりも、自分の価値を少しでも上げて、自分を高く売れることを考えた方が良いというわけです。

ソフトバンクがキャンペーンで牛丼がタダになるとか行って、みんな300円かそこらの牛丼をタダで食いたいために牛丼屋に並んでいるけど、そんな時間があるなら、英語でも中国語でもいいし、プログラミングの一つも覚えた方がよっぽど将来稼ぐのに役立つというわけです。

そうすれば、自分の価値が上がって、時間に換算した自分の時給だって上げられるのです。

300円かそこらの牛丼がタダで食べられると喜んでないで、自分の稼ぎだす力を高めるほうがよっぽど良いと言うのです。

若いうちにそうやって自分の価値を高めれば、時給に換算して多い方がお金は貯まるのだから、年を取って働けなくなったらその貯まったお金を運用するのです。

亀山敬司「学びのある副業」の勧め

若い人で副業する人が増えていますが、借金があるわけでも無いのに、つまらない深夜のバイトとかで疲れ果てて、本業の方までおろそかになるなんてバカとしか言いようがないと亀山敬司氏は言います。

ただし、そこから学びがある副業はお勧めだといいます。ノウハウが学べて、自分の身に付くのならそれは価値がある。副業が本業になる可能性のあるものなら、なお価値があるのではないでしょうか?

副業することは長い目で見れば、将来の自分への投資になるわけです。

亀山敬司の名言 将来の成功の鍵は「信用」

元々の本業で成功するか、もしくは副業が本業以上に成功するのか、まったく別のところに飛び込んで成功するのかは本人の行動しだいですが、肝心なのは、人がついてくる人間になることだと亀山敬司氏は言います。

「儲かる仕組みを作る」これが何よりも成功には大切なのですが、これはどういうことかというと、周りにたくさん頑張ってくれる人がいて、その人たちが稼いでくれるから儲かるという、「仕組み」が一番だということです。

それには、惜しみなく力をだしてくれるのに相応しい人間にならないとなりません。それには「信用」以外無いのです。

あなたを信用して、裏切られないという確信があるから一生懸命に働いてくれる。そういう人間を周りに多く置ければそれだけ儲かるというわけです。

逆に、頭がただただ良くてテクノロジーに強い人だけど、性格が悪くてという人が会社を起こしても、テクノロジーなんてずーっと第一線ではいられないのだから、その人のテクノロジーがもはや古くなってきたと思われた途端に一気に落ちてしまう。

人に慕われて信用されるということはとても単純で、嘘をつかない約束は守る困ったときに助ける。これぐらいです。

それを基本につながった仲間は強いです。そういう友達を作りなさいと亀山敬司氏は言います。

実際、亀山敬司氏の周りには色んな業界のその道のプロが多種多様に集まって、亀山敬司氏を取り囲んでいます。

ですから、テーマパークのようなオフィスが出来たりしているのです。

顔もほとんど公開していませんから、外で会ってもこの「おっさん」があのDMM.comの代表だとは思われない。そういうところも楽しんでいるのかも知れません。

亀山敬司は関東連合との関係

関東連合との関係を噂されているようですが、亀山敬司氏も六本木で露天商の仕事をしていたので、そういう知り合いがいても不思議ではないのかも知れません。

ですが、本人は「おのなお」という18歳のインタビュアーのインタビューに応えてこう語っています。

インタビューに応えるようになったのは最近の事です。理由は、発信しないとみんながオレの事ヤクザって言うから(笑)。とヤクザ関係者でないことをアピールしています。

それ以上のことは分かりませんが、最近は反社会的勢力には敏感の世の中ですから、否定する行動をとらないと疑われてしまい、得することはないようですね。

いずれにしても亀山敬司の、人間として信用されるために、嘘をつかない、約束は守る、困ったときに助けるというのはとても大事です。

そんな人間になれば副業でもなんでも稼げるようになっているという、稼げるようになるには人間力が重要、という部分も一面では大いに関係がありますので、生きていくうえで人間力を鍛えるということも重要ですね。

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