お金と生活

中小企業の平均年収は本当に低いのか?今後伸びる業種は?

中小企業の年収なんて、どうせ低いんだよねと思っていませんか?大企業に比べて、中小企業の年収は低いと確かに言われてしまうことが多いですが、実際のところはどうなんでしょうか、中小企業の平均年収の今までの実態とこれからの展望を調べてみました。

平均賃金で比べてみる

厚生労働省の賃金の調査によりますと、大企業・中企業・小企業の平均賃金は以下の様になっています。
(大企業とは従業員が1000人以上・中企業とは従業員が100人から999人・小企業とは従業員が10人から99人)
(賃金とは、時間外勤務手当、深夜勤務手当、休日出勤手当などの手当を差し引き、税抜きの金額です。)

大企業 中企業 小企業
男性 38万7千円 32万1千円 29万2千円
女性 27万0千円 24万4千円 22万3千円

いかがでしょうか、この差が大きいと感じますか?

平均年収で比べてみる

大企業 中企業 小企業
男性 459万2千円 375万1千円 343万7千円
女性 318万8千円 281万0千円 257万9千円

年収にしてみると、やはり企業の規模や男女間の格差が結構あるのがわかります。

上の表だけを見ると、やはりもっと勉強していい大学に行って、大企業に入るべきだったと後悔している方もいるかも知れませんが、しかし実は、大企業の平均年収といっても、新卒採用者や役職の無い従業員までが、そんなにもらっているわけではありません。

新卒初任給の多い順に見てみると、営業利益が500億以上の大企業の中では、トップは楽天の30.0万円ですが4位です。次がガンホー・オンライン・エンターテイメントで24.5万円で96位。第一生命も同じく24.5万円で96位。JXホールディングスが24.3万円で112位。武田薬品が24.0万円で120位となっています。

大企業でも新卒初任給は決して高くありません。

大企業の平均年収が高い理由

では、なぜ大企業の平均年収は高くなっているのでしょうか?

その理由は、大企業の役員など取締役クラスともなると、平均的なサラリーマンでは考えられないほどの年収があるため、役員クラスの高所得者が平均収入を引き上げているからなのです。

最近では、日産のゴーン氏の報酬が10億以上とのニュースで驚愕された方も多いと思いますが、役員は本当に桁違いの報酬を受けていて、平均収入を上げているのです。

ゴーン氏のほかにも、大企業の役員の平均年収は、

社名 役員平均年収(万円)
1位 SANKYO 58160
2位 ネクソン 28450
3位 ファーストリテイリング 24120
4位 エイベックス・グループ・ホールディングス 23630
5位 オリックス 22580
6位 ユニバーサルエンターテイメント 20210
7位 ユーシン 17720
8位 武田薬品 17610
9位 アステラス製薬 17533
10位 カルビー 16910

とこんな具合です。みなさん億以上となっています。

これは、今の日本の大企業は世界の標準に合わせて行こうとしているからなのです。報酬も高いですが、その代わりに職責もきっちりと厳しくするという流れになってきているということです。

また、この億単位の役員報酬を貰えるのはほんの一握りに過ぎませんから、想像を超えた高いハードルといえるでしょう。

中小企業の平均年収の未来は

今後は、政府もなんとか個人の所得を増やすように政策を進めていますし、中小企業も、将来の人材確保の不安もあって賃上げは進んでいますから、改善していくでしょうし、そもそも大企業に就職すれば一生安心という時代は終わったのですから、これからは大企業にこえだわらず将来性で見ることです。

大企業と言われている会社でも、メガバンクのように今後の将来性が低く、すでに
みずほフィナンシャルグループは10年で2万人削減を発表していますし、三菱UFJは2020年の新卒採用を今年より45%減らすと発表していますし、店舗も23年度末までに180店削減の方針です。

世の中は今、大きな転換期に来ていて、将来を見通さないと大企業でも安心出来ない時代といえます。

今後はどんな業界が伸びるのか?

では、今後伸びる業界はなんなのか?ですが、なんといっても1位はIT業界(AIを含む)となり、今後成長する全ての企業で必要な要素となりますから、ダントツの1位です。

次に、インターネット広告業界が注目されています。今やテレビ広告の占める割合(34%)をインターネット広告(38%)は超えました。2017年から10%を超える成長率で推移して、この勢いはまだ続くと見られています。

また、高齢化社会はこれからも進みますから、それに関連した医療や介護も伸びるでしょうし、益々人材不足となっていきますから、人材派遣や転職や求人関連のサポートをする会社も伸びるでしょう。

ベンチャー企業も増えるでしょうから、大企業になる前に入社できれば、将来大きく化ける可能性もあります。

また、平均年収が1千万円を超す中小企業を多い順に並べてみますと、

社名 業種 平均年収(万円) 従業員数(人) 平均年齢(歳)
GCA コンサルティング 2140 138 37.1
九州朝日放送 テレビ局 1314 228 44
ジャフコ 証券 1100 110 42.7
ケネディクス その他サービス 1100 103 41.0
アイ・アールジャパンホールディングス コンサルティング 1088 7 41.8
ドリームインキュベータ コンサルティング 1068 93 33.7
レーザーテック 電機・事務機器 1060 210 44.2
東北放送 テレビ局 1010 172 40.3
TFDコーポレーション 住宅・マンション 1015 141 32.6

となっていまして、なんと、この中でも3社がコンサルティング業で1位のGCAは主にM&Aのアドバイザーをしている会社です。

アイ・アールジャパンホールディングスは従業員数7名でありながら、企業IR(投資家情報)とSR(株主情報)のコンサルティングの会社です。

ドリームインキュベータは大企業向けの戦略コンサルティングとVB投資と育成の会社です。言わば、商品を売るのではなく、情報や方法や提案などの形の無い頭脳や「ソフト」を売るわけですから、利益率は相当に高いことが予想されます。

こういう会社は募集人数も少ないので、余程の実力がなければ入社は困難でしょう。

また、九州朝日放送や東北放送、また年収1000万円は切りますが、高い年収の新潟放送(884万円)の地方のテレビ局や、秋田魁新報社(832万円)などの地方の新聞社なども含めて、地方のマスコミ関連の企業は給与が高い傾向のようです。

ジャフコはベンチャーキャピタルの国内最大手ですし、ケネディクスは不動産ファンドの運営会社です。

レーザーテックは半導体検査装置のマスクブランクス検査装置では世界シェアの100%を誇っていますから、ニッチな領域での高い技術力を持つ、優良中小企業としての代表格と言えるでしょう。

こういった、今後も伸びていく将来性のあるところで働くと、「勝ち癖」が付くとというか、成功した経験ができます。これは非常に将来へのモチベーションが上がります。

逆に、将来性の低いところで働いていると、つねに目標達成が困難で「落胆」が当たり前になり、負の連鎖にはまると将来へのモチベーションも下がってしまいます。

どちらも人生経験としては重要ですが、勝つ可能性が無いのなら早めに見切りをつけて撤退しないと、一旦下がった将来へのモチベーションを上げるのが大変になるだけです。

中小企業だから年収が低くてお先真っ暗ではない

大企業で、年収が高いからと言って、将来安泰とは言えないし、中小企業でも将来を見据えて変化できる会社は生き残っていきます。大企業であろうと、中小企業であろうと、どの選択肢なら正解というものが無いのが今の日本社会です。

今の自分の年収が低いから、もう将来は真っ暗と思った方がいましたら、今の時代それは貴方次第で大きく変わるのだと、本当に変わりたいと思って行動した人にしか、希望の光は見えてこないのだと、それだけは覚えておいて損はないと思います。

さとるのメルマガ登録はこちらから
ネットビジネスで本当に稼げる方法をお伝えします!
◆メルマガ登録はこちら◆